間取りに、不安は無いですか?
もし、あなたが間取りを考えていたら危険です
「間取りを見て頂けませんか?」
突然のお電話の向こう側からは、奥様の困惑したような声でした。
電話口でのお話では
「工務店から、もう時間がなく早く決めて頂きたい、と言われている」と。
なぜ、工務店から催促されているのだろう??
と不思議に思いながら、
「とりあえず、見てみますからご来所ください。」
と返答し、その数時間後、奥様が間取り図を持ってきました。その図面みて、びっくり。奥様が書いているというのでした。とても図面とはいえない代物でした。
それを見た瞬間、
「この間取りでは、止めたほうがいい。そもそもご自身で考えていることが、おかしいです。」
とご提案させて頂きました。

ごくまれではありますが、たまにこういう方と出会うことがあります。
ここまでいくと、必ず失敗します。
では、なぜこういうことになるのでしょうか?
設計のプロでない間取りは失敗する
「プランは原動力である」
といったのは、建築界の世界の巨匠。
いい加減な設計をする人には、よくわからないかもしれませんが、真剣に取り組んできた設計士であれば、この言葉に共感するはず。やはり土地の上に建物が立つには、まずはプランが出来上がり、それが立体的な形や面になっていくからです。
プランは、家づくりの始めの第一歩としてとても大切な行為です。
では、なぜ、素人の方が考えるようなことになるのでしょう。
それは、依頼した会社が
- 顧客の要望だけを聞いていればいい。
- プラン(間取り図)をきちんと考えていない。
- プロの設計士が存在しない。
という会社だからです。
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