世帯数が減り、家が余ると言われている今日。
「新築するなら、一生住み続けられるような家をと考えるのは当然のことでしょう。
 
あなたが今思い描く理想の家は、次世代に受け継がれるものでしょうか?
最新が最良といった発想で作られた住宅は、20年で価値がほぼ無くなります。
なぜなら、次の最新によって「古いもの」にされてしまうからです。
 
そもそも新築するとは、ある土地に住居を構え生活の拠点とし
その地域と「新たな関係を築く」ことでもあります。
 
何もない更地に、これから何十年もの月日を過ごす建物を築き上げるのです。
そこから何を読み取り具現化させるか、想像力を創造力に変える瞬間です。
 
この街の、ここだから見える景色。
足元にひろがる土地に根付く木々、周りに住む地域の人々。
 
「新しい」だけじゃない価値の発見を、
ここにしか建てられない建築の可能性を見出しませんか?
 
住む人と建物が呼応するような住まいは、
きっと魅力に満ちあふれています。
 
 

 

 

 

ふとした気づきから
生まれる
新たな家づくり

 

家を建てようと思った瞬間は、いつでしょう
 
人は暮らしの中で、ふとした気づきがあったり、きっかけがあったときに
ある想いが湯水のようにあふれ出し、顕在化していくようです
初めは、家には関係ないことに思えても、ひょんなところで繋がってきます
 
それは、暮らしの提案において、とても大切な要素だったりもします
家を形づくる設計デザインの重要な手がかりやヒントだったりもします
暮らしと家は、表裏一体なのだと思います
 
ふとした気づきから形になっていく楽しさや喜びを提案します
住みつづけるうちに、新たな気づきが、新たな価値を生み出すことでしょう
 

 
 

 
    

 
 
 
 
 
  

 
 
作りすぎない、
決めすぎない、
もっと自由なワンフロアを

 「コンパクトに住まいたい」その想いひとつとっても、いろいろな考えがあります。

・敷地は狭いけど一戸建てに住みたい
・生涯の資金計画を見据えてコストを抑えたい
・夫婦2人なので広い家はいらない
・家族と距離を近くに感じたい

共通するのは、住まいがコンパクトでも、狭苦しく感じたくないということではないでしょうか。心地よい空間にするためには「設計のいろは」があります。

・ワンフロアの区切らない平面プラン
・空間の広さと高さ(天井高)のバランス
・外部とつながる視線の抜け

また、コンパクトに住まうには、住まい手が上手く暮らすコツがあります。

・使い勝手を決めすぎないで「兼ねるコト
・持ち物は必要なモノを厳選し、お気に入りだけにする

ゆき届いた設計と無駄のない住まい手の双方が共鳴したとき、その建物は生き生きとした住まいになるでしょう。それは、懐かしい子どもの頃に作った基地のような、自分にフィットした心地よさを与えてくれるのかもしれません。
 

 
 M3邸 新築事例
 
 

  

 

 

どんな敷地でも
広いリビングは提案できます
他のご要望も、一緒に探しましょう

 
まず、 家の中心に何を計画するかが重要です。 敷地で一番心地よい場所を見つけ、家の「たまり」となるような空間を造ることです。その中心にリビングやキッチンやダイニングが自然と交わり合って全体的を構成し、無駄のない動線で個々のプライバシー空間へとも繋がっていく。ブロックのような決まったパーツを積み上げるのではなく、アメーバのように互いに有機的に柔らかく 広がって繋がりをみせる。そのイメージからなる空間は落ち着きのある家となります。
 

それは、変形した敷地でも同じことです。変形敷地と言えど、心地よい場所は必ずあります。それを見つけ出し、開放するところは開放し、閉じるところは閉じる設計を行うことで、たまりの場となります。

 
また、全体的にそれぞれの居室の広さのバランスが重要です。
敷地や予算に制限がある以上、バランスを崩した家は、無駄が多くなります。優先順位をつけて必要なものと不要なものの取捨選択を行い、リビングの大きさ延いては全体のプランを決めていくことが肝要です。そうしてご要望を整理し、洗練させることにより、 単調でない変化に富んだ強弱が生まれ、その後の暮らしも充実したものになります。  
 
 
 IYK邸 新築事例
 
  
 
 
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敷地のポテンシャルが鍵になります
理想の平屋には
一本の「思考の軸」が必要です

 
南面に開かれた庭付きの平屋建て

水平ラインをシャープに描く大きな庇
庭との滑らかな繋がりのある土間
広々としたリビングからみる絵画的な風景

 

夏には、縁側で通り抜ける風を感じながら夕涼み 
冬には、しんしんと降る雪を眺め、リビングで暖かい鍋を囲む
 
イメージを膨らませるたびに、平屋は日本的風土にぴったりの地に足のついた究極の住まいかもしれません。

平屋建てで、重要視しなければならないことは、敷地の影響が大きいということです。

 
敷地が閉ざされていれば、外部から内部への風や光などの取り込みが難しくなり、日陰の多い家になってしまいます。道路が南に面していても、前庭を確保する広さがなければ、プライバシー確保の為に塀などの対策が必要になります。市街地であれば、人口密度が上がる分、その必然性は自ずと高くなるでしょう。

 

自然の恩恵を最大限に受けた平屋を希望するならば 、一本の「思考の軸」が必要です。

それは、郊外に住むこと。
巨匠建築家フランク・ロイド・ライトも「どこに住まうかは、あなたが思っている距離の
10倍遠い場所に住むべきだ」と言い残しています。昨今の働き方改革によるテレワークや、オンラインの充実も後押しすることでしょう。

 
建築は取捨選択が鋭ければ鋭いほど(残すものと諦めるものとの割り切りがくっきりしているほど)、選ばれた大切な要素は、住まう人にとって最大限の魅力になります。

  平屋に住みたいという想いが、心のどこから湧き出ている想いなのか、見つけ出すことが大切でしょう。
 

  
 

 
ID邸 新築事例
 
  

  

 

 

耐震壁の配置、
トラス梁を用いた断面計画で
柱のない広々した空間へ

 
「ペットと暮らしたいので、柱や壁で、見通せないないのと、部屋が区切られているような家は嫌なんです。」
住まい方や暮らし方も多様化しており、このような要望が増えてきています。
柱や壁は、視線を遮りますし、部屋も個別に区画化することになります。
 
木造住宅で広々した空間を造るには、プランを計画しながら同時に耐震的な構造計画も検討することが大切です。また、木造は鉄骨と比べて材料の強度は10分の1です。柱のない空間を構築するには、トラス梁として梁を配置するなどの断面計画も必要です。その知識や経験が乏しいと、デザインしたプランを第三者の設計者がチェックをするというように、複数の設計者同士でひとつの建物を検討する必要性があります。それは一貫性が薄れ、また予算的にも響いてきます。住宅の規模であれば、設計をワンストップとして行い、総括的に判断して計画を行うことが肝要です。
 
構造的に裏打ちされた家は、広々とした空間を造ることも可能にし、多様なプランニングにも追従できる家になります。プランやデザインはもちろんのこと、将来的な住まい方や暮らし方の変化にも大きく影響し、その自由度が飛躍的にアップしたポテンシャルを秘めた家となることでしょう。
 
 

 
OK邸 新築事例 

   

  

 

 

誘われる店舗のイメージを
オープンとクローズ、
パブリックとプライバシー、
そのメリハリが大切です

 
街を眺めると、規格住宅に取って付けたように、店舗の玄関が張り出している建物を見かけます。住宅っぽさが抜けないため、一見、家なのか、お店屋さんなのかわからない店舗も数多く見受けられます。スイーツ屋さん、レストラン、エステサロンといった至福のひと時を過ごす場所なのに、住まいの生活臭が感じられてしまうのです。
店舗は人に開かれたい、住まいは家族のためにほしい。
この矛盾した思いを深く感じて、美しく表現する、そこに設計の必要性があると考えます。
 

アフォーダンスという言葉があります。端的に言えば、人は環境に従う、ということです。

・なんだろう?と興味がそそられるような外観。
・建物と調和した緑や花々
・店舗の中に足を踏み入れたくなるような、アプローチ
・エントランスをくぐり店舗に入った時の、空間の広がり
良い店舗は、敷地から建物へのアプローチひとつおいても、自然と誘われるデザインが秀逸であり、周到に計画されています。 外部に対しては、自然とオープンにパブリック性をもち、隠したい住まいのプライバシーは、クローズする。
良い店舗のファサードが街の風景の一つひとつとなって繋がっていくことは、街の人たちにも明るい印象を与え、さらには人々の記憶にも残る情景となるでしょう。
 
 
 
 SD邸 新築事例
 
  
 
 
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